道灌紀行

道灌の足跡を訪ねる「道灌紀行」

道灌紀行

 太田道灌の活躍は関東地方、なかでも現在の東京都、埼玉県、群馬県、神奈川県、千葉県に集中しています。 道灌が縦横無尽の活躍を見せたかつての原野も、最近は宅地開発が進み、都市近郊のどこにでもある住宅地になっているところがほとんどです。 それだけに電車やバスなどの交通手段も便利になっており、日帰り圏内になっています。

 道灌は生涯三十数回戦って、ほとんど無敗という戦の名手でした。ただ、難点はきちんとした関連史料が乏しいことです。 半面、自分で想像を膨らませながら、道灌がどのように考えながら、その場所に立ったのか、など思いを巡らす楽しさもあります。 資料を片手に道灌の歩いた道をたどってみるのも一興と思います。

 そのガイドとして最適なのが尾崎孝さんがまとめられた「道灌紀行」です。尾崎さんは元高校の校長先生で、道灌の生き方に共鳴し、退職を機に、道灌の足跡を訪ねていらっしゃいます。

 「道灌紀行」は道灌ゆかりの場所をカラー写真で紹介しながら、現在の様子、尾崎さんの感想などを手際よくまとめられています。 どこから読み始めても、気軽に読めますし、戦国時代初期の関東に思いをはせる入門書、また道灌を訪ねる旅のガイドブックとしても最適です。 その後、とり上げる地名もまだまだあり、次編も計画中との事であります。

※「道灌紀行」に関するお問い合わせ先
 尾崎 孝
 TEL/FAX 0425-61-8425